Japanese
Title逆相C18シリカカラムを用いた高感度のバソプレシンRIAキットの基礎的ならびに臨床的検討
Subtitleノート
Authors山崎美智子*, 松永克美*, 村山正栄*, 佐藤俊郎*, 鴨井久司**
Authors(kana)
Organization*長岡赤十字病院RIセンター, **内科
Journal核医学
Volume24
Number2
Page181-192
Year/Month1987/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」下垂体後葉より分泌される抗利尿ホルモン(バソプレシン, 以下AVPと略す)は水電解質調節ホルモンとして重要な役割を果たしている. しかし, AVPがきわめて不安定なポリペプタイドで, 血中濃度もきわめて微量なため安定した感度の良い測定方法の開発はその臨床的必要性が高いにもかかわらず, 困難であった. 最近, 比較的簡便で0.1pg/mlという微量のAVPを測定できる精度の良い優れたAVPのRIAキットが開発された. 今回著者らはこのキットを試用する機会を得, その基礎的ならびに臨床的検討を行ったのでその成績を報告する. 「II. 対象および方法」「1. 測定原理」本キットは三菱油化株式会社で作られた非平衡法で二抗体法によるAVPのRIAであり, 抗体は合成AVPと豚サイログロブリンの結合物を家兎に感作して得られたものである. 標識抗原は125I-AVP(New England Nuclear, USA, 1,820μCi/μg, carrier free)で, 標準抗原はペプチド研究所のAVPである.
Practice臨床医学:一般
KeywordsVasopressin, Radioimmunoassay, Reversed-phase C18 silica column.

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