Japanese
Title原発性副甲状腺機能亢進症における副甲状腺画像診断 - US, CT, シンチおよびMRIによる描出率の比較検討 -
Subtitleノート
Authors黒川昌栄*, 高槻健介*, 米田正弘*, 川久保明利*, 鳥本雄二**, 水野茂***, 酒井美知子****, 改井修****, 佐久間貞行****, 富田明夫*****
Authors(kana)
Organization*名古屋大学医学部第一内科, **第一外科, ***第二外科, ****放射線科, *****愛知医科大学中央臨床検査部
Journal核医学
Volume24
Number1
Page83-89
Year/Month1987/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」原発性副甲状腺機能亢進症(PHP)の診断は, 血清カルシウム値, 副甲状腺ホルモン(PTH)値がルーチンに測定されるようになったことなどにより比較的容易になった. 本症の原因となる副甲状腺の病変は小さいものが多いため, 術前にその局在を正確に知ることが手術をより迅速安全なものとし, 治癒率を高めるために重要であり, この目的で種々の画像診断法が用いられている. 今回われわれは, 本症症例多数に超音波断層法(US), コンピュータ断層撮影(CT), 201Tlと99mTcO4-を用いたSubtraction Scintigraphy法(SS), さらに一部症例に核磁気共鳴断層法(MRI), を施行し, これらによる術前局在診断を手術所見と照合することにより, 各画像診断法の有用性について比較検討したので報告する. 「II. 対象および方法」昭和58年4月より昭和60年5月までの約2年間に副甲状腺機能亢進症と診断し, 手術で確認された25例(男性9例, 女性16例)を対象とした.
Practice臨床医学:一般
KeywordsPrimary hyperparathyroidism, US, CT, Scintigraphy, MRI.

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