Japanese
Title癌診断薬99mTc (V) -DMS標識のキット化 : キットの作製と標識条件の検討
Subtitleノート
Authors四方田勇*, 堀内和子*, 幡直孝*, 枡田秀祐*, 横山陽*, 小川弘**, 中沢信彦**, 押井哲夫**
Authors(kana)
Organization*京都大学薬学部放射性薬品化学教室, **第一ラジオアイソトープ研究所
Journal核医学
Volume24
Number1
Page77-82
Year/Month1987/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」核医学診断の分野において, 放射能の性質にすぐれる99mTc(以下Tcと略す)を標識核種とする癌診断薬の開発が非常に強く望まれている. 著者らは, 最近, ジメルカプトコハク酸(DMS)を配位子にする5価Tc多核錯体, Tc(V)-DMSを新しい癌診断薬剤として考案し, この錯体の標識反応ならびに得られた錯体の臨床応用における有用性について検討した. 現在, Tc(V)-DMSの基礎的研究ならびに臨床研究が, さらに多角的に進められているが, 本報では, その一環として, 臨床利用における重要な課題である標識のキット化について検討した結果を報告する. 「II. 実験方法」「1. Tc(V)-DMSキットの調製」キット用バイアルは, 150℃, 90分間乾熱滅菌したものを, また, その他の器具, およびゴム栓は, すべて滅菌済みのものを使用した. また, ジメルカプトコハク酸(DMS), およびその他の試薬類は, すべて半井化学薬品(株)より購入した試薬特級品を, 水は, 注射用蒸留水を使用した.
Practice臨床医学:一般
Keywords99mTc(V)-DMS, Kit, Tumor imaging agent.

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