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Title | 座長のまとめ 17. (Q) 炎症・腫瘍 |
Subtitle | 第25回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 折井弘武, 石井勝己, 久保寺昭子, 東与光, 平木辰之助, 遠藤啓吾, 油井信春 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 23 |
Number | 5 |
Page | 572-575 |
Year/Month | 1986/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (538-541) 本セッションは標識モノクローナル抗体を用いた本邦初の臨床応用の報告であり, 注目を集めた. うち, (1) 北大グループは, 131I-標識抗CEA MoAbを用いたヒト腫瘍シンチグラフィにつき報告した. 症例は全身骨転移の術後乳癌等で, 5例中4例に腫瘍集積が認められた. また, 多クローン抗体に比し単クローン抗体の方が明瞭に描出した. (2) 北里大, (3) 京大, (4) 北里大, (5) 国立がんセンターはいずれも111In標識抗ヒト悪性黒色腫MoAbを用いたin vitroおよび臨床例であり, (2) 北里大では2例とも既存の診断方法で確認されたリンパ節転移を明瞭に, さらに小さな皮膚転移まで描出した. マウス抗体による副作用は認めていない. 投与は抗体総量20mg (標識抗体1mg) を1時間で点滴静注, シンチグラフィを経時的に行い, 2症例ともほとんどの転移巣を48時間以内に一部を除き描出できた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |