Japanese
Title座長のまとめ 12. (L) 腎
Subtitle第25回 日本核医学会総会座長のまとめ
Authors中川毅, 鴛海良彦, 川村寿一
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume23
Number5
Page565-566
Year/Month1986/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(453-455) 油野ら (金沢大, 核) は99mTc-DTPA, 131I-OIHの腎摂取率から, それぞれGFRとERPFを測定してFFを求め, 従来法のクリアランス値と比較した成績を報告した. さらにカプトプリルを種々の疾患に投与した成績を報告し, 腎血管性高血圧症ではFFが低下することを示した. 本法は簡単な検査法で種々の疾患の病態生理が把握され, 予後, 治療方針の決定に応用されると期待される. 前田ら (三重大, 放) は99mTc-DTPAによる動態シンチグラフィをSPECTで行い, deconvolution法により腎内局所のtransfer functionを求め, これからの腎のtransit timeの三次元的functional imageを作成した. 本法は腎動脈に直接RIを注入したときに得られる腎内RI動態を示すものであり, 静注法では避けられない注入RI bolusの広がりを補正して, 軽微な腎内urine flowの異常が認知されると報告した.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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