Japanese | |
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Title | 座長のまとめ 11. (K) 唾液腺・消化器 |
Subtitle | 第25回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 玉井豊理, 細田四郎 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 23 |
Number | 5 |
Page | 564-565 |
Year/Month | 1986/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (443-446) 本セッションは唾液腺シンチグラフィに関する臨床的な検討のされた4題であった. 第443席, 金沢大, 利波らはベル麻痺の予後診断を99mTc-pertechnetateを用いて検討した. 静注10分後の左右の耳下腺および顎下腺の集積比とシナール投与後の排泄の左右差とを機能指標とし, ベル麻痺発症10日以内の時点で顎下腺機能の低下例では不完全回復に終わっていると指摘した. 本法は顔面神経の障害が茎乳突孔より末梢か, 鼓索神経の出る部より中枢側かで予後が異なることを示唆していると思われた. 第444席, 埼玉がんセンター, 竹内らは唾液腺疾患の唾液腺シンチグラフィの意義について検討した. CT, USでは腫瘍の局在診断は可能でも, 進行例を除いて鑑別診断は困難であったが, 唾液腺シンチグラフィではWarthin腫瘍5例全例に腫瘍に一致した集積増加と分泌遅延が認められたが, 他の腫瘍では陽性像を呈したものはなかったと報告した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |