Japanese | |
---|---|
Title | 座長のまとめ 6. (F) 甲状腺 |
Subtitle | 第25回 日本核医学会総会座長のまとめ |
Authors | 国安芳夫, 日下部きよ子, 内村英正, 楢林勇 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 23 |
Number | 5 |
Page | 546-547 |
Year/Month | 1986/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (180-182) 飯野先生による教育講演「甲状腺」に引き続いて行われたセッションである. いずれも現在の甲状腺疾患診断の進歩を代表する演題であり, それぞれが独立したものであった. 180席は北大・中駄らによる甲状腺腫瘍の画像診断に関するもので, Tl-201によるシンチグラムの初期像および後期像における腫瘍部と非腫瘍部へのTl-201の集積の程度により, おのおの5段階に分けてスコア化し, 同様にスコア化したTc-99mスキャンの所見を加えて診断した結果, Sensitivity, Specificityともに増加したという報告で, シンチグラフィによる甲状腺腫瘍の質的診断の限界を示した報告であった. 次いで, 181席は昭和大・原らによる高感度アッセイ法による血中TSH濃度測定法の検討についての報告である. 本法はモノクローナル抗体および標識TSH抗体を用いるもので, 基礎的検討では, 室温120分のインキュベーションで, TSH 0.1〜240μU/mlの範囲の測定が可能であり, アッセイ内およびアッセイ間変動係数も満足すべき範囲にあるようである. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |