Japanese
Title楕円軌道SPECTの基礎的検討
Subtitleノート
Authors近江谷敏信*, 松本徹**, 池平博夫**, 飯沼武**, 舘野之男**, 栗原英之***
Authors(kana)
Organization*放射線医学総合研究所病院部, **臨床研究部, ***横河メディカルシステム株式会社
Journal核医学
Volume23
Number12
Page1773-1777
Year/Month1986/12
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」Single photon emission computed tomography(SPECT)は回転型ガンマカメラの出現により最近急速に普及し, 各種臓器について臨床に応用されるようになってきた. しかし現在のSPECT像は被写体自身による吸収と散乱の補正が不完全なために劣化した画像として観測されている. この問題に関してはすでに多くの検討がなされている. 従来の円軌道による体幹部ECTスキャンでは人体の断面が楕円に近似した形状のため体幹部の幅で最小回転半径が制約される. このために身体の厚さ方向では検出器と患者間の距離が大きくなり解像力を劣化させる要因となっている. この問題を解決する1つの方法として最近開発されたのが, 患者の体表面に可能な限り検出器を近接させて投影データの収集を可能にした楕円軌道SPECT装置である.
Practice臨床医学:一般
KeywordsProgramable body contour table, Single photon emission CT, Resolution, Image contrast, Uniformity.

【全文PDF】