Japanese
Title脳腫瘍におけるN-isopropyl-p- [123I] -iodoamphetamineによる脳血流シンチグラフィ
Subtitle《ノート》
Authors沢田章宏*, 吉田祥二*, 西岡正俊*, 上池修*, 山本洋一*, 森田賢*, 浜田富三雄*, 猪俣泰典*, 小原秀一*, 小川恭弘*, 前田知穂*, 赤木直樹**, 内田泰史***, 森惟明***
Authors(kana)
Organization*高知医科大学放射線科, **放射線部, ***脳神経外科
Journal核医学
Volume23
Number11
Page1633-1638
Year/Month1986/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」N-isopropyl-p- [123I] -iodoamphetamine (123I-IMP)は局所脳血流測定用剤として脳血管障害に高い有用性を示し, さらに, 脳腫瘍の血流動態解析に対する応用も試みられ, すでにいくつかの報告がある. 特に脳腫瘍の123I-IMP像では血管造影上血流が豊富でも集積低下を示すという報告が多い. 一方, 脳腫瘍に対するわれわれの123I-IMP施行11例中3例で集積上昇がみられ, 123I-IMP静注直後からのdynamic SPECTによるtime-activity curveの作製により興味ある所見が得られたので報告する.「II. 対象および方法」対象は本年4月より11月までの間, 当科にて123I-IMPを施行した正常の1例および脳腫瘍11例で星状細胞腫4例, 髄膜腫2例, 転移性脳腫瘍4例, 下垂体腺腫1例である. 123I-IMP 3mCi/3mlを静注し, 汎用コリメータを装着した回転型ガンマ・カメラ (東芝製GCA-90A) を用いて, 直後よりダイナミックイメージを1ステップ3秒, 60ステップで360度回転, これを5回くり返す. ひき続き, 静注16分後より1ステップ30秒, 36ステップ360度にてSPECTを施行し, その後静注35分後より4方向からの平面像を得た.
Practice臨床医学:一般
KeywordsN-isopropyl-p- [123I] -iodoamphetamine, Single photon emission computed tomography, Brain tumor, Dynamic study.

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