Japanese |
Title | 多段階運動負荷マルチゲート心プール法による左室収縮動態の検討 - 静脈血乳酸値との関連 - |
Subtitle | 《ノート》 |
Authors | 中居賢司*, 佐藤元昭*, 平野三千代*, 伊藤忠一*, 松下一夫**, 吉永司郎**, 加藤政孝**, 高橋恒男***, 桂川茂彦***, 柳澤融*** |
Authors(kana) | |
Organization | *岩手医科大学臨床検査医学, **第二内科, ***放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 23 |
Number | 8 |
Page | 1067-1070 |
Year/Month | 1986/8 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」自転車エルゴメータ多段階運動負荷によるマルチゲート心プール法 (以下MGPI法) 施行時に末梢静脈血乳酸を測定し, 収縮動態との関連について検討した.「II. 対象」健常者5例 (22±4歳) (NOR-1群) , 明らかな虚血性心疾患のない中高年健常者5例 (50±7歳) (NOR-2) と冠状動脈造影で75%以上の有意狭窄が確認された冠状動脈疾患10例 (55±7歳) (CAD群) である.「III. 方法」運動負荷には仰臥位自転車エルゴメータ (Edc社製ストレステーブル) を用い25W 3分間ずつ75Wまで漸増する多段階運動負荷を施行し, 各ステージ終了前の血圧と心拍数を測定し, rate pressure product (RPP) を算出した. 血圧は水銀マノメータで測定し, 心拍数はモニター心電図より測定した. 同時に装着したホルター心電図 (フクダSM-26) を用いて, CC5誘導での全経過を記録し, SCM-270で再生した全圧縮心電図およびSTトレンドより, 負荷時のST変化を評価した. MGPI法は, あらかじめピロリン酸10mg静注30分後に99mTcO4 20mCiを静注し, in vivoにて赤血球をラベルして施行した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Myocardial ischemia, Malti-gate cardiac pool image, Venous lactate. |