Japanese
TitleCarbohydrate Antigen CA 19-9の基礎的臨床的検討
Subtitleノート
Authors今関恵子*, 北方勇輔**, 宇野公一*, 古賀忠則**, 川名正直*, 有水昇*, 税所宏光***, 植松貞夫****
Authors(kana)
Organization*千葉大学医学部放射線医学教室, **君津中央病院, ***千葉大学医学部第一内科学教室, ****放射線部
Journal核医学
Volume23
Number6
Page855-861
Year/Month1986/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」糖鎖抗原(Carbohydrate Antigen-以下CA 19-9と略す)はKoprowskiらにより開発されたヒト大腸癌の培養細胞を用いて作成されたモノクローナル抗体が認識する新しい腫瘍関連抗原であり, その構造はガングリオシドを含む糖鎖抗原であることが知られている. Immunoradiometric assay(IRMA)による血中CA 19-9の測定が可能となり, 今回フランスCIS社のエルザCA 19-9キットを使用する機会を得, 2, 3の治験を得たので報告する. 「II. 測定原理および方法」ヒト大腸癌由来の培養細胞からモノクローナル抗体の手法により得られた抗体を測定チューブに固定し, これに検体中の抗原を結合させ, 次に125I標識二次抗体を反応させるImmunoradiometric assay(IRMA)を原理とする. 「1. 測定方法」方法は標準法を用い次のとおりに行った.
Practice臨床医学:一般
KeywordsIRMA, CA 19-9 values, Tumor related antigen, Pancreas Ca, Billiary truct Ca.

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