Japanese
Title心プールSPECTの定量性について - 180°スキャンと360°スキャンの比較 -
Subtitleノート
Authors細羽実*, 和迩秀信*, 外山比南子**, 村田啓***, 田中栄一****
Authors(kana)
Organization*島津製作所医用機器事業部技術部, **筑波大学医学部核医学科, ***虎の門病院核医学科, ****放射線医学総合研究所
Journal核医学
Volume23
Number6
Page849-853
Year/Month1986/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」現在, Single Photon Emission Computed Tomography(SPECT)は, 核医学の主流とも言うべき地位を確保しつつある. 特に, 心臓核医学では, Tl-201を使用した虚血性心疾患の診断(Tl-201心筋スキャン), Tc-99m標識赤血球を使用した心機能, 壁運動の評価(Tc-99m心プール・ゲート・スキャン)などが, 代表的な方法として確立されている. Tl-201心筋スキャンでは, Tamakiら(1982)が心臓の軸を中心とする180°の範囲のデータ収集法を開発し(180°スキャン), 吸収補正なしの重畳積分法により画像を再構成した. 180°スキャンによれば, lesion contrastのよいイメージが360°スキャンに比べて半分の検査時間で得られるため, 現在多くの施設において利用されている.
Practice臨床医学:一般
KeywordsSPECT, cardiac pool image, 180°scan.

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