Japanese
Title14C-標準線源を用いた18F-オートラジオグラムの定量化
Subtitleノート
Authors村上松太郎*, 高橋和弘*, 羽上栄一*, 近藤靖**, 飯田秀博*, 三浦修一*, 佐々木広*, 菅野巖*, 上村和夫*
Authors(kana)
Organization*秋田県立脳血管研究センター放射線医学研究部, **神経内科学研究部
Journal核医学
Volume23
Number6
Page843-847
Year/Month1986/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」物理的半減期の異なる核種により標識された数種の化合物を用いて, 同一個体, 同一切片から数種の情報を得る多重標識オートラジオグラフィが注目されている. 本法において, 実験時間およびフィルムへの露光時間などの点で, 最も使用しやすく, 実際, 頻度の高いものに18F-化合物(T 1/2 110min, B+:Emax=635 KeV)と14C-化合物(T 1/2=5,730y, B-:=156KeV)の組み合わせがある. 現在までこれらオートラジオグラムの定量化は, 14C-化合物については市販の14C-較正線源を, 18F-化合物については実験者が作製した線源を用いて行われていた. 18F-較正線源は脳や肝ホモジネートと18F-化合物との混合物から調製されたが, その半減期が短いために, 実験のつど, 作製することを余儀なくされていた. 一方, 近年では組織内18F濃度を18F-ゼラチン線源で較正する方法が報告された.
Practice臨床医学:一般
Keywords14C-standard source, 18F-FAP, Quantitative autoradiography, 18F-FDG.

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