Japanese
TitleIn vivo標識99mTc-赤血球の標識率を異常に低下させる誘因の検討 - 特に, 3方活栓中に残留するSn-PYP溶液が及ぼす影響 -
Subtitleノート
Authors楢橋晋一*, 湯田逸雄*, 中村実*, 西村収一*, 安永弘子*, 森田孝二*, 山口浩士**
Authors(kana)
Organization*小倉記念病院放射線科, **循環器科
Journal核医学
Volume23
Number5
Page505-511
Year/Month1986/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」RIを利用した心動態機能診断は, 核医学データ処理装置や高感度検出器等の急速な開発によって臨床的に数多く, 利用されるようになった. 特に, Blood pool scanは, 1977年にPavelらによって報告されたin vivo 99mTc-赤血球標識法によって99mTcO4-と赤血球との標識が簡便化されるとともにcomputer解析によるmultigated imageなど高い時間分解能のイメージが容易かつ鮮明に得られるようになり, 大きく発展している. われわれの施設では, in vivo 99mTc-赤血球標識 (以下, 99mTc-RBC) 法によるBlood pool scanを千余例経験しているが, これら症例中に, 標識率の低下による心プール像の画質劣化がしばしば見られた. この画質劣化の原因として併用薬剤により99mTc-RBCの標識率が低下するという報告がいくつかみられる.
Practice臨床医学:一般
KeywordsTc-RBC, Efficiency, RI angio, Gated blood pool scan

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