Japanese
Title放射性医薬品副作用事例調査報告 第7報 (昭和59年度 第10回調査)
Subtitle報告
Authors(社)日本アイソトープ協会 医学・薬学部会 放射性医薬品安全性専門委員会
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume23
Number4
Page455-460
Year/Month1986/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract日本アイソトープ協会医学・薬学部会放射性医薬品安全性専門委員会は, 放射性医薬品の副作用事例についてアンケート調査を実施し, その結果の概要をこれまで6報にわたって本誌に報告したが, 今回は昭和59年4月1日より昭和60年3月31日までの1年間についてとりまとめたものである. 調査票の回収率はTable 1に示すごとく第8回67.8%, 第9回75.0%, 第10回70.0%であり, 今回(第10回)は前回(第9回)に比しやや減少している. 副作用等の報告件数は前回の54件から52件に減少している. これらの事例を副作用発現例と不良品例に分けると, 前回はそれぞれ31件, 23件であり, 今回はTable 2, Table 3に示すごとく27件, 25件であって副作用発現例は減少し, 不良品例はやや増加している. Table 2は副作用発現例の放射性医薬品別の分布を示す. 27件中血管迷走神経反応23件, 発熱1件, アレルギー反応2件, その他は1件(131I-アドステロール投与2〜3分後の脊部痛)であったが, 比較的つよい副作用の発現した症例が1例にみられた.
Practice臨床医学:一般
Keywords

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