Japanese
Titleテストステロン・I-125キットを用いた血中テストステロン測定法の検討
Subtitleノート
Authors川村寿一*,†, 岡田謙一郎*, 吉田修*, 高坂唯子**, 鳥塚莞爾**
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部附属病院泌尿器科, **放射線核医学科, †現:三重大学医学部泌尿器科
Journal核医学
Volume23
Number4
Page431-438
Year/Month1986/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」各種ステロイドホルモン測定にRIA法が全盛の今日, テストステロンについては抽出, 蒸発乾固などの前操作過程の繁雑さ, 3Hラベルのための液体シンチレーションカウンターの使用, また特異性に富んだ高力価の抗血清を得ることが容易ではなかったことなどから, テストステロンのRIA法による測定は必ずしもルーチンベースの臨床検査項目に入れられることは少なかった. 臨床上, 各種性腺機能異常の病態診断に, 血中テストステロンの測定は不可欠であるが, 肝疾患や甲状腺機能亢進症に伴う性腺機能障害や前立腺癌に対する抗男性ホルモン治療の効果発現の把握にも血中テストステロンレベルが問題にされるようになった. 今回, 著者らは, 従来の3H-テストステロンのかわりに125I-テストステロンを用いた2抗体法によるテストステロンRIAキット(CIS-Sorin, 株式会社ミドリ十字)を使用する機会を得たので, その基礎的および臨床的検討成績について報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadioimmunoassay, Testosterone, Prostatic cancer, Aging.

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