Japanese
Title131 I-metaiodobenzylguanidineシンチグラフィの臨床的有用性 - 6症例の経験 -
Subtitleノート
Authors池窪勝治*, 羽渕洋子*, 鄭新都*, 山口晴二*, 才木康彦*, 伊藤秀臣*, 比嘉敏明*, 日野恵*, 山岡幸司**, 筒井孟**, 水江日出成**, 石原隆***, 早稲田則雄***, 郷司克己****
Authors(kana)
Organization*神戸市立中央市民病院核医学科, **小児科, ***内科, ****神戸こども病院内分泌代謝科
Journal核医学
Volume23
Number3
Page297-304
Year/Month1986/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」Wielandらはノルエピネフリン(NE)と分子の構造が類似し, 同じ経路でカテコルアミン貯蔵顆粒内へ取り込まれ濃縮されると考えられる新しい放射性医薬品131I-metaiodobenzylguanidine(131I-MIBG)を開発し, 副腎髄質のイメージングに成功した. 131I-MIBGシンチグラフィは副腎髄質過形成, 褐色細胞腫および神経芽細胞腫の診断をはじめparaganglioma, 甲状腺髄様癌およびcarcinoid腫瘍などのneural crest由来の腫瘍の描出に有用であることが次々と報告されている. また131I-MIBGが腫瘍に特異的に集積することから131I-MIBG大量投与による悪性褐色細胞腫, および神経芽細胞腫の治療も試みられている. 著者らは最近1年6か月の間に131I-MIBGを使用する機会を得, 腫瘍の描出を試みたので, その成績を述べ, 臨床的有用性につき考察を加えたので報告する.
Practice臨床医学:一般
Keywords131I-MIBG scintigraphy, Intra-adrenal pheochromocytoma, Extra-adrenal pheochromocytoma, Neuroblastoma, Urinary catecholamine.

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