Japanese
Title共沈法を用いた新しいTIBC・UIBC測定法の開発 - 方法論と基礎的検討 -
Subtitleノート
Authors川崎芳正*, 堀野嘉宏*, 宮本佳一*
Authors(kana)
Organization*(株)ジェイ エム シー(JMC)
Journal核医学
Volume23
Number3
Page281-289
Year/Month1986/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」貧血の診断にあたって最初に実施する検査には, ヘモグロビン, ヘマトクリット, 血清鉄などとともにその血清鉄を輸送する蛋白(トランスフェリン)の鉄結合能がある. この検査は不飽和鉄結合能(unsaturated iron binding capacity, UIBC)と総鉄結合能(total iron binding capacity, TIBC)の二種類あり後者は前者と血清鉄の和である. また, 測定方法においては滴定法, レジン法, 吸着法などがあるが, 現在日常検査として普及しているのは, Ramseyの開発した炭酸マグネシウム吸着を用いた方法, Petersらの開発したレジン法である. しかし現在市販化されているラジオアッセイキットを用いる測定では測定に2時間以上を要し, また前処理を必要とするため操作が煩雑になることが欠点である.
Practice臨床医学:一般
KeywordsTotal iron binding capacity(TIBC), Unsaturated iron binding capacity(UIBC).

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