Japanese
TitleB / F分離に磁力を応用したTSH RIAの検討
Subtitleノート
Authors長田篤雄*, 上野雅子*
Authors(kana)
Organization*埼玉医科大学RI研究施設
Journal核医学
Volume23
Number2
Page199-206
Year/Month1986/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」TSHのRIAは, 2抗体法を原点として硫酸アンモニウムやデキストランによる分離促進や, ポリエチレングリコールを使用する1抗体法, 固相を使ったIRMA法, 第2抗体を固相化した2抗体法など, 多くの方法が報告されている. しかしビーズ固相法を除くすべての方法で遠心分離操作が必要であり, RIAのシステム化を考える上で重要な関門となっていた. 新しく開発されたAmerlex-M TSHキットは, Amerlex粒子中に微細な鉄心を入れ, また粒子表面に第2抗体をコーティングした固相法2抗体法であり, 磁力によってB/F分離を行う点で, 従来の方法と大きく異なっている. 基本的には2抗体法であるため, 第1抗体を添加してプレインキュベーションが行えるので, 低値における感度を維持でき, また磁力を使ってB/F分離が短時間で終了でき, RIAのシステム化が容易になるものと考えられる.
Practice臨床医学:一般
KeywordsThyroid stimulating hormone, Radioimmunoassay, Iron cored second antibody particle, Magnetic separation.

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