Japanese
TitleNeuron Specific Enolase (NSE) RIA kit (Pharmacia) の基礎的・臨床的検討
Subtitleノート
Authors小泉満*, 遠藤啓吾*, 中島言子*, 阪原晴海*, 中島鉄夫*, 太田仁八*, 河村泰孝*, 松井祐佐公**, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部附属病院核医学科, **京都大学附属結核胸部疾患研究所
Journal核医学
Volume23
Number2
Page173-179
Year/Month1986/2
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」エノラーゼは, 2-ホスホグリセレートをホスホエノールピルビン酸に変換する解糖系の酵素である. そのうち, γサブユニットを有するαγ, γγ型のアイソザイムは, 神経組織に特異的に存在し, Neuron Specific Enolase(NSE)と呼ばれている. NSEは, APUD系腫瘍, 神経芽細胞腫, 肺小細胞癌の細胞中でも発見されており, これらの患者血清中ではNSEが上昇する. すなわち, 神経芽細胞腫, 肺小細胞癌, 膵島癌などでは, 血中NSE濃度測定の臨床的有用性が報告されている. 今回, ファルマシア社製"NSE・RIAキット"を使用する機会を得たので, その基礎的検討ならびに血清NSE濃度測定の臨床的有用性の検討を行い若干の知見を得たので報告する. 「II. 方法および検討事項」本キットは, 2抗体法ラジオイムノアッセイの原理に基づき測定する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsNeuron Specific Enolase, Tumor marker, Small cell lung cancer.

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