Japanese
TitleSubtraction法による唾液腺シンチグラフィ : 特に陽性像を呈する唾液腺腫瘍検出に対する評価
Subtitleノート
Authors中西文子*, 春日敏夫*, 山崎正**, 平野浩志***, 矢野今朝人***
Authors(kana)
Organization*信州大学医学部放射線科, **口腔外科, ***附属病院中央放射線部
Journal核医学
Volume23
Number1
Page65-71
Year/Month1986/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」99mTcO4静注後の唾液腺上の動態曲線は, 唾液腺の血流, 摂取, 分泌機能を示す. また, 酸刺激時には排泄管も含め唾液腺全体の排泄機能が表わされる. その時間放射能曲線は, 唾液腺疾患の機能評価に有用であることは, すでに多くの報告にみられる. 一方, 99mTcO4による従来の唾液腺シンチグラムでは, 局在病変特に陽性像を呈する病変の検出能はすぐれているとはいえない. しかし, この画像に機能的情報が加われば, 診断的価値が増加すると考えられる. 今回は, 唾液腺の分泌機能を画像上に表示できる画像処理を試み, これを唾液腺腫瘍に応用し, 従来のシンチグラムと比較検討した. 「II. 方法と対象」「1. データ収集法:」シンチカメラ(東芝GCAとオンラインで接続したミニコンピュータシステム(TEAC-16)により, 64×64マトリックスで, データ収集を行った.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRadionuclide study, Salivary gland neoplasm, Subtraction technique.

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