Japanese | |
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Title | 15. (S) ECT, サイクロトロン, NMR (S-2) NMR |
Subtitle | 第24回 日本核医学会総会座長まとめ |
Authors | 町田喜久雄, 飯沼武, 川名正直, 西川潤一, 町田豊平 |
Authors(kana) | |
Organization | |
Journal | 核医学 |
Volume | 22 |
Number | 5 |
Page | 641-643 |
Year/Month | 1985/5 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | (475-480) 本セッションでは, 最近盛んに行われるようになったNMRの演題が6題発表され, それぞれ先端を行く内容を含んでいた. 第475席の鎌田氏ら (中津川市民病院) は, 磁場焦点法を応用して人体脳組織のT1値に対する加齢による変化を検討した. 30〜50歳では短く, それより若年層ではやや延長, 50歳以上では次第に延長することを発表した. 第476席の山崎氏ら (旭メジカル) は, NMR-CTで, 待ち時間tの異なる複数のIR像を得, 平衡磁化値およびT1をパラメータとした最小二乗近似により, 各画素のT1の解析を行いT1像および近似誤差像を作成した. 今後は臨床的応用上の有用性を検討すべきであろう. 第477席の小野ら (東北大抗研) は, 脳梗塞で見られるT1, T2の延長は, 病巣の液化と関係があるのではないかと発表した. 脳出血病巣ではT1, T2の延長が軽度であることと比較して, 組織変化の根底に差があることを推定した. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords |