Japanese
Title7. (K) 肝・胆・膵
Subtitle第24回 日本核医学会総会座長まとめ
Authors内山暁, 前田知穂, 金子昌生, 浜本研, 小山田日吉丸
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume22
Number5
Page625-627
Year/Month1985/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(287-291)CT, 超音波検査が普及した現在, 75Seセレノメチオニン膵イメージングはその必要性がほとんどなくなったが, これに代わる膵の生理機能を反映する放射性薬剤の開発がまたれている. 青木ら(京大)はその一つとして膵腺房細胞にあるムスカリン様受容体を利用したレセプターマッピングを試みている. この受容体の拮抗薬であるquinuclidinyl benzilateに125Iを標識したものをマウスに投与し, 膵の濃度が血中より高いことを報告した. さらにその有効性についてこの検討がのぞまれる. 佐藤ら(都老人研)は投与されたジゴキシンの肝からの胆汁中排泄が高齢者では低下している可能性のあることをラットを用いた実験から推定した. ラットにみられる性差がヒトにもあてはまるかどうかは明らかでない. 岡田ら(山梨医大)は胆石や腫瘍のための胆道手術後に99mTc-HIDAスキャンを行い, 通過状態はすべて改善されるが, 肝内胆石症では胆管そのものも損傷をうけているため肝内胆管拡張の改善は総胆管の狭窄や閉塞がとりのぞかれた場合にくらべてよくないという報告をした.
Practice臨床医学:一般
Keywords

【全文PDF】