Japanese | |
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Title | In-111-oxine標識白血病細胞の皮膚白血病への集積を認めた1症例 |
Subtitle | ノート |
Authors | 高木雄行*, 国分啓二*, 今野正巳*, 松田信*, 内田立身*, 刈米重夫* |
Authors(kana) | |
Organization | *福島県立医科大学第一内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 22 |
Number | 11 |
Page | 1717-1719 |
Year/Month | 1985/11 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 Indium-111-oxine (In-111-oxine) はThakurらによって開発された細胞標識核種であるが, そのガンマ線を利用して, 現在まで標識好中球による炎症巣の描出, 標識リンパ球によるリンパ球の臓器分布の検討, 標識血小板による血栓の描出等に用いられ, その有用性は広く認められてきている. われわれは血液学的な観点から, In-111-oxine標識白血病細胞を用いて, 急性白血病においてin vivoの血中動態と臓器分布に関して報告してきた. 今回われわれは, In-111-oxine標識白血病細胞の皮膚白血病への集積が観察された1例を経験し, 白血病細胞の臓器浸潤を考える上で示唆に富んでいると思われたので報告する. 「II. 症例」 症例 ; 58歳, 男性, 農業 主訴 ; 鼻出血, 全身倦怠感 家族歴, 既往歴 ; ともに特記すべきことなし. 現病歴 ; 昭和59年2月ごろからときどき鼻出血があり, 6月ごろから全身倦怠感が出現してきた. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Indium-111-oxine, Leukemic cells, Cutaneous leukemia |