Japanese
TitleT3アナログを用いるRadioimmunoassayによる血中Free T3測定法の基礎的ならびに臨床的検討
Subtitleノート
Authors伴良雄*, 九島健二*, 原秀雄*, 長倉穂積*, 佐藤龍次*, 新谷博一*, 斉藤博文**, 野獄幸正***, 真鍋尚嘉****, 尾崎修武****, 伊藤国彦****
Authors(kana)
Organization*昭和大学医学部第三内科, **第二内科, 現荏原病院内科, ***産婦人科, ****伊藤病院
Journal核医学
Volume22
Number11
Page1699-1710
Year/Month1985/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 血中甲状腺ホルモンの大部分はサイロキシン結合蛋白 (TBP) に結合して存在するが, 実際に甲状腺ホルモン作用を発揮するのは, このTBPに結合していない遊離型サイロキシン (FT4) および遊離型トリヨードサイロニン (FT3) である. このFT4およびFT3はきわめて微量であり, 血中総サイロキシン (T4) および総トリヨードサイロニン (T3) の0.1%以下であるため, 平衡透析法などによって求められていたが, その操作はきわめて煩雑なため, 簡便な測定の開発が望まれていた. 近年, FT4に関しては各種の原理に基づくラジオイムノアッセイ (RIA) が開発され, 臨床応用されるに至った. アマシャム薬品より出されたFT4 RIAキットはT4アナログを用いるもので, 今回同様の原理に基づいて, FT3 RIAキットが開発されたので, 本法の基礎的検討を行うとともに, 臨床的検討を行い, 良好な成績を得たので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFree triiodothyronine, RIA, Pregnancy, Postoperative changes

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