Japanese | |
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Title | 新しい腫瘍マーカーTissue Polypeptide Antigen (TPA) 測定用プロリフィゲンTPAキット "第一" の臨床応用 |
Subtitle | ノート |
Authors | 鳥塚莞爾* |
Authors(kana) | |
Organization | TPA研究会 世話人, *京都大学医学部核医学科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 22 |
Number | 9 |
Page | 1419-1429 |
Year/Month | 1985/9 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 CEA・AFPを代表とする腫瘍マーカーは, RIA技術の進歩に伴って癌の診療において重要な位置を占めるようになってきているが, これは血液を用い多数の検体の測定が可能となり, その測定が正確で容易になったこと, 癌の補助診断や治療効果・予後の判定に有用であることが明らかとなったことによると思われる. Tissue polypeptide antigen (TPA) はBjorklundらにより初めて報告された癌組織から精製された蛋白質であるが, 最近TPA測定用RIAキットが開発され, 各種悪性疾患に対する腫瘍マーカーとしてその臨床的有用性が報告されている. しかし各報告者により正常値は異なっており, その腫瘍マーカーとしての臨床的評価も定まっていないのが現状である. そこでRIAによる血中TPA濃度測定の臨床的有用性を検討するため, わが国の18施設が参加して健常人, 各種悪性腫瘍患者, 良性疾患患者の血中TPA濃度を測定したので, その成績を述べる. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Tissue Polypeptide Antigen, Radioimmunoassay, Tumor marker |