Japanese
TitleImmunoradiometric Assay (IRMA) による抗サイログロブリン抗体測定の基礎的検討
Subtitleノート
Authors高田一太郎*, 渡辺和子*, 金森晃*, 阿部好文*, 矢島義忠*
Authors(kana)
Organization*北里大学医学部内科学
Journal核医学
Volume22
Number9
Page1399-1404
Year/Month1985/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 抗サイログロブリン抗体の測定は, 一般にはタンニン酸処理赤血球凝集反応による方法 (TGHA) で測定されているが, 半定量法であるという制約がある. そのため定量的に測定ができ, 多検体処理が可能でしかも高感度のradioimmunoassay (RIA) あるいはenzyme linked immunosorbent assay (ELISA) が開発されている. 著者らはMariottiらの方法に従い, immunoradiometric assay (IRMA) を確立し, この系は自己免疫性甲状腺疾患における抗甲状腺抗体産生機構の解明に応用しうると考えられたので報告する. 「II. 対象」 本院内分泌外来を受診した慢性甲状腺炎34例 (すべて女子, 年齢は28〜67歳, 平均47歳) を対象とした. サイロイドテスト (TGHA) ならびにマイクロゾームテスト (MCHA) 陰性例では甲状腺針生検を行い組織学的に診断した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsAntithyroglobulin antibody. Immunoradiometric assay

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