Japanese
TitleTSH受容体抗体 (TRAb) 測定キットの基礎的ならびに臨床的検討
Subtitleノート
Authors森徹*, 赤水尚史*, 石井均*, 横田敏彦*, 中村浩淑*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部第二内科
Journal核医学
Volume22
Number7
Page1045-1053
Year/Month1985/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」バセドウ病は, 最近ではTSH受容体に対する自己抗体 (TRAb) による自己免疫疾患と考えられている. ラジオアッセイを中心とするホルモン測定法の進歩により, 甲状腺中毒症は適確に診断されるようになったが, 血中ホルモン濃度が高いのみではバセドウ病とは言えず, また, バセドウ病の治療経過および寛解の判定には血中ホルモン濃度の測定は十分な指標とはならない. バセドウ病においては, その本質に直接的に関連するTRAb測定の臨床的意義が大きいと考えられる. 著者らは, 日本トラベノール社よりTRAb測定キット (R.S.R.社製Cardiff.U.K.) の提供をうけ, この基礎的ならびに臨床的検討を行った. 「II. 対象ならびに方法」京大第二内科甲状腺外来通院中または入院中の診断確定した各種甲状腺疾患患者393例を対象として, 凍結保存した血清を用いてTRAbを測定した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsGraves' disease, TSH receptor, TSH receptor antibodies, Blocking type receptor antibodies, Treatment of Graves' disease

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