Japanese |
Title | TRAKキットによるTRAb測定の基礎的検討ならびに臨床的意義 |
Subtitle | ノート |
Authors | 海瀬和郎*, 桜田俊郎*, 海瀬信子*, 吉田克己*, 深沢洋*, 鈴木道子*, 野村隆*, 板垣洋一*, 米満京子*, 山本蒔子*, 斉藤慎太郎* |
Authors(kana) | |
Organization | *東北大学医学部第二内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 22 |
Number | 6 |
Page | 913-920 |
Year/Month | 1985/6 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」Long Acting Thyroid Stimulator (LATS) の発見以来, バセドウ病患者の血中にさまざまな名称の甲状腺刺激免疫グロブリンが検出されている. これらは抗TSHレセプター抗体と考えられ, 現在ではバセドウ病は自己免疫疾患と理解されている. 甲状腺刺激免疫グロブリンのうち, TSH Radioreceptor Assay (RRA) を用いて測定するThyrotropin Receptor Antibody (TRAb) は, 未治療バセドウ病における陽性率が高く, また治療効果の判定に用いられる可能性があるなど, その測定は臨床的に有用である. しかし, TRAbの測定には, 生物活性を有する高純度TSHの標識や甲状腺細胞膜を用いる必要があるなど, 臨床検査法としてTRAb測定は困難であった. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Radioreceptor assay, TSH, Anti-receptor antibody, Hyperthyroidism, T3 suppression test |