Japanese
Title合成左室容量曲線のFourier解析によるペースメーカ患者の左房機能評価 - 心電図R波順および逆同期同時データ収集法を用いて -
Subtitleノート
Authors河合直樹*, 岡田充弘*, 鈴木晃夫*, 松島英夫*, 山本秀平*, 岩瀬正嗣*, 横田充弘*, 林博史*, 外畑巌*, 棚橋淑文**, 村松博文**, 肥後隆之***, 高柳光雄***
Authors(kana)
Organization*名古屋大学医学部第一内科, **名古屋掖済会病院内科, ***放射線科
Journal核医学
Volume22
Number4
Page527-534
Year/Month1985/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」従来の心電図R波順方向 (順) 同期心プール像より得られる心室容量曲線の解析は心室機能の検討には有用であるが, P-P間隔の自然変動のため心房機能の評価には限界がある. この欠点を補う方法として近年, R波逆方向 (逆) 同期収集を用いた心室容量曲線の解析による心房機能評価に関する報告が散見されるようになった. しかし, これらの報告は主としてリストモード法を用いたものであり, フレームモード法による報告は少ない. 本研究では複数のvideo buffer memoryを有するADAC社製bad beat rejection programを使用し, フレームモードによりR波順同期および逆同期心プール像とこれらの合成心プール像を別個に同時収集し, 合成心プール像より左室容量曲線を作成した. 合成左室容量曲線は心周期が完結するためFourier解析にきわめて適していると考えられる.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFourier analysis, Artificial pacemaker, Forward and backward data acquisition, Atrial systole, LV filling rate

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