Japanese |
Title | 心電図同期心プールシンチグラフィ用心動態ファントムの試作と評価 |
Subtitle | ノート |
Authors | 井上登美夫*1, 井上寛一*2, 岡部昭文*3, 村山正博*2, 池田一*1, 安藤俊雄*1, 藤田和男*4, 山崎隆一*5, 佐々木康人*6 |
Authors(kana) | |
Organization | *1関東逓信病院放射線科, *2循環器内科, *3心臓血管研究所, *4安西総業株式会社, *5東邦大学医学部第一内科, *6放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 22 |
Number | 2 |
Page | 261-268 |
Year/Month | 1985/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」心電図ゲート法による平衡時心プールシンチグラフィは, 非侵襲的心機能検査法として臨床的価値が高く, 心臓核医学の中でも重要な位置を占める. とくにシネモード表示による左室壁運動能の評価, 心室容積曲線からの駆出分画 (EF) などの各種定量的パラメータの算出およびフーリエ解析を用いた機能画像による評価は, 虚血性心疾患を中心とした各種心疾患の診断に有用であることが認められている. 現在多くの施設で本法が施行されているが, 使用機器, 検査方法およびデータ解析法などが異なると, 得られたデータの互換性が乏しい欠点がある. そこで施設間のデータに互換性をもたせる尺度を提供する心動態ファントムが必要となる. 各施設内でマルチゲート法 (以下MUGA法とする) の精度管理 (Quality Control, Q.C. ) や検査方法・データ解析の規準化を行うためにも適切な心動態ファントムが有用と思われる. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Dynamic cardiac phantom, Cardiac phantom, MUGA method |