Japanese | |
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Title | Amerlex Free T3 RIA Kitを用いた血清Free T3の測定 |
Subtitle | ノート |
Authors | 笠木寛治*, 高坂唯子*, 御前隆*, 中島鉄夫*, 遠藤啓吾*, 小西淳二*, 鳥塚莞爾* |
Authors(kana) | |
Organization | *京都大学医学部放射線核医学科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 22 |
Number | 2 |
Page | 245-252 |
Year/Month | 1985/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」甲状腺ホルモンthyroxine (T4) およびtriiodothyronine (T3) は, その大部分が血清中でT4結合蛋白 (thyroxine binding proteins, TBP) と結合し, その一部分, すなわちT4の約0.03%, T3の約0.3%が遊離型として存在している. 末梢組織において, 甲状腺ホルモンとしての作用を発揮するのは主にこれら遊離型T4およびT3 (Free T4およびT3) であると言われており, 血清中のこれらの濃度を測定することは甲状腺機能を知る上で, 臨床上, きわめて重要であると考えられる. 近年, Free T4に引き続きFree T3のラジオイムノアッセイ (RIA) が開発され, これらの臨床応用が可能となってきている. 今回, 著者らはアマシャム社のAmerlex Free T3 RIA Kitを使用する機会を得たので, その基礎的ならびに臨床的検討を行った成績を報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Radioimmunoassay, Free T3, Thyroid disease |