Japanese
Titleポジトロン核医学システムの設計と運営 - 秋田脳研ポジトロン核医学施設の基本構想 -
Subtitleノート
Authors菅野巖*, 村上松太郎*, 三浦修一*, 羽上栄一*, 庄司安明*, 蜂谷武憲*, 相沢康夫*, 高橋和弘*, 飯田秀博*, 佐々木広*, 犬上篤*, 宍戸文男*, 小川敏英*, 山口龍生*, 上村和夫*
Authors(kana)
Organization*秋田県立脳血管研究センター放射線科
Journal核医学
Volume22
Number1
Page119-127
Year/Month1985/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」サイクロトロンとポジトロンエミッショントモグラフ (PET) による生理学的あるいは生化学的画像測定法が実現して数年を経ている. いわゆるポジトロン核医学は, 使用する放射性同位元素 (RI) が11C, 13N, 15Oのように生体を構成する元素そのものあるいは18FのようにHの類似体であるという化学的特長と, PETが単位体積当たりのRI濃度を定量できるという正確な測定能力のため, 従来の核医学の範囲を超えた新しい臨床科学を形成しつつあると言える. ポジトロン核医学は, ポジトロン放射RI標識トレーサを合成する製薬系, 標識トレーサ投与後の体内分布や血液中濃度等をモニタする測定系, 測定データを生化学的あるいは生理学的パラメータに変換したりそれの緻密な計測を行う解析系, さらに, 新しい標識トレーサの開発研究や臨床測定で困難な問題の研究のために動物実験等を進める実験系, の大きく四本の柱で構成される.
Practice臨床医学:一般
KeywordsCompact medical cyclotron, Radiopharmaceutical synthesis, Positron emission tomography, Quantitative model analysis, Quantitative autoradiography

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