Japanese | |
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Title | マグネチックTSH「コーニング」キットによる血中TSH測定法の検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 小堺加智夫*, 井上和子**, 佐藤かづ未*, 田中直子*, 丸山雄三*, 佐々木康人*** |
Authors(kana) | |
Organization | *東邦大学医学部附属大森病院中放核医学検査室, **内科, ***放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 22 |
Number | 1 |
Page | 107-114 |
Year/Month | 1985/1 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」Odellによるラジオイムノアッセイ法の確立以来, 甲状腺刺激ホルモンの血中濃度測定は日常臨床検査として繁用されている. 特に甲状腺機能低下症の診断や治療経過観察に不可欠で, 今日わが国で実施されている核医学in vitro検査では, CEA・インスリン, HBs抗原, AFP, T4に次いで第六番日に繁用されている検査項目となっている. われわれは, 今回, B・F分離に帯磁性の鉄微粒子を用いるマグネチックTSHキット (コーニングメディカル社提供) を使用する機会を得たので, その基礎的および臨床的検討の結果を報告する. 「方法」「1. キットの内容 (100検体用)」100本の検体測定用に供給される本キットには下記の試薬が含まれる. (1) 125I標識家兎TSH抗体1バイアル (10 ml) (2) 抗ヒトTSHヤギ血清を鉄微粒子に結合したバインダー1バイアル (50 ml) (3) 標識TSH血清は7濃度 (0, 1.5, 3, 6, 15, 30, 60, μIU/ml) のものが各1バイアル (1.0 ml) 用意されている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | TSH, Magnetic TSH "Corning" kit, Thyroidal disease |