Japanese |
Title | マグネティックフリーT4 RIAキットによる血清free T4の測定 |
Subtitle | ノート |
Authors | 吉田克已*, 桜田俊郎*, 鈴木道子*, 野村隆*, 海瀬和郎*, 海瀬信子*, 深沢洋*, 板垣洋一*, 米満京子*, 山本蒔子*, 斉藤慎太郎*, 吉永馨* |
Authors(kana) | |
Organization | *東北大学医学部第二内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 21 |
Number | 12 |
Page | 1661-1667 |
Year/Month | 1984/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」サイロキシン (T4) は, 血中では大部分血清のT4結合グロブリン (TBG) をはじめとするT4結合蛋白 (TBP) と結合しているが, 実際に個体の代謝に密接な関係を持っているのは, TBPと結合していない遊離のT4 (free T4) と考えられている. 血清free T4濃度の測定は, 血清にtracer量の125I-T4を加え, 平衡透析法, 限外濾過法あるいはゲル濾過法などにより, freeの状態で存在する125I-T4が加えた125I-T4のうちにしめる割合 (% free T4, %FT4) を求め, その値と血清total T4濃度の積 (Absolute free T4, AFT4=total T4×%FT4) から算出されている. しかしながら, これらの方法では多くの検体を同時に処理するためには手技が煩雑であり, ルーチンの検査法として広く行われるにはいたっていない. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Free thyroxine, Radioimmunoassay, Paramagnetic particle, 125I-T4 derivatives |