Japanese
Title悪性骨腫瘍に対するNMR-CTの経験
Subtitleノート
Authors梅田透*, 油井信春*, 伊藤一郎*, 木下富士美*, 小圷正木*, 福田信男**, 池平博夫**, 舘野之男**
Authors(kana)
Organization*千葉県がんセンター核医学科, **放射線医学総合研究所臨床研究部
Journal核医学
Volume21
Number12
Page1657-1660
Year/Month1984/12
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」近年, 核磁気共鳴による映像法 (NMR-CT) の進歩は著しく, 今後は基礎的研究とともに, さまざまな病変に対する臨床評価を行う時期になりつつある. そこで今回, 特に悪性骨腫瘍に対するNMR-CTの経験につき報告する. 「II. 方法, 対象」使用装置は1983年6月より放射線医学総合研究所に導入された旭メディカル製NMR-CT, MARK-Jである. 装置の仕様・測定条件はTable 1に示すごとくである. X線像で病変の存在の確認された部位を中心に横断断層像, 矢状断層像, 冠状断層像を反転回復 (inversion recovery : IR) 像, 縦緩和時間 (T1) 像, 飽和回復 (SR) 像として求めた. なお, パルス系列により異なる画質が得られるがそれぞれの症例に対して最適条件は一定しておらず今回さまざまな条件で像を求めた. 対象は骨肉腫4例, ユーイング肉腫1例, 転移性骨腫瘍1例の計6例であり全例病変が描出された.
Practice臨床医学:一般
KeywordsNMR-CT, Bone tumor

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