Japanese |
Title | 内因子抗体のラジオアッセイキット (コーニング IMMO PHASE IF Blocking Antibody Radioassay) に関する基礎的ならびに臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 杉村英一*, 中村宏紀*, 坂田裕行*, 木原数弘*, 佐藤邦夫*, 角田新一*, 出村博* |
Authors(kana) | |
Organization | *東京女子医科大学ラジオアッセイ検査科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 21 |
Number | 12 |
Page | 1631-1638 |
Year/Month | 1984/12 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」内因子抗体は胃の内因子と結合し, ビタミンB12 (VB12) の腸からの吸収を阻害する. 本抗体は悪性貧血 (Pernicious Anemia: PA) 患者胃液中に見出されており, ビタミンB12の吸収を妨げ本疾患の発症に関与するといわれている. 内因子抗体には2型あり, 1) 内因子と反応しビタミンB12の内因子への結合を阻害するもの (I型, blocking antibody) と, 2) 内因子または内因子 - ビタミンB12複合体と反応するもの (II型, binding antibody) とがある. これら内因子抗体は胃液中のみならず血液中にも見出されており, I型抗体の測定はビタミンB12の内因子への結合をその抗体が阻害することに基づくラジオイムノアッセイ法によっている. II型抗体の測定は抗原として内因子 - ビタミンB12複合体を用い, これに結合する抗体を検出することによっている. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Intrinsic factor, Radioimmunoassay, Pernicious anemia, Vitamin B12 |