Japanese | |
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Title | アマレックスフリーT3 RIA Kitの使用経験 |
Subtitle | ノート |
Authors | 白石弘子*, 荻野尚*, 北方勇輔*, 今関恵子**, 間宮敏雄**, 宇野公一**, 有水昇** |
Authors(kana) | |
Organization | *君津中央病院, **千葉大学医学部放射線科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 21 |
Number | 10 |
Page | 1333-1338 |
Year/Month | 1984/10 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. 緒言」血中のサイロキシン(T4), トリヨードサイロニン(T3)は, 血中の結合タンパクに結合した型と遊離型の2つの型で血中に存在し体内を循環している. このうち遊離型がホルモンとしての生理学的作用を示すものと考えられており, その濃度の直接測定に最も関心が寄せられている. 一般に結合型と遊離型は平衡状態にあり, 全ホルモン量に対して遊離型の占める割合はきわめて少ないため, 臨床的に有用な測定法がみつからなかった. 最近遊離サイロキシン(以下FT4と略す)については, 測定用キットが次々に開発され, 臨床的にも利用されるようになった. 遊離トリヨードサイロニン(以下FT3と略す)については, 平衡透析法やカラムクロマトグラフィーなどが行われているが, 手技が煩雑であり, 一度に多数の検体を処理することが困難なため, 日常の臨床検査法として用いられるには至っていない. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Free triiodothyronine, Radioimmunoassay, Amerlex Free T3 RIA Kit. |