Japanese
TitleマジックT4 RIAキットの検討
Subtitleノート
Authors黒田彰*, 矢田部タミ*, 稲葉妙子*, 山田英夫*
Authors(kana)
Organization*東京都養育院附属病院核医学放射線部
Journal核医学
Volume21
Number8
Page991-996
Year/Month1984/8
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」1971年, Chopraらにより, Radioimmunoassay(RIA)を用いたサイロキシン(以下T4)の測定が紹介されて以来, 現在まで多くのRIAが開発されている. 今回, われわれは米国のCORNING社の開発した抗体を鉄粉にコーティングし, 磁石を用いてB.F.分離を行うマグネティックT4 RIAキットを使用する機会を得たので, 基礎的検討を行った. また, 本キットの標準曲線について, コンピュータを用いた測定精度の解析も行ったので, 併せて報告する. 「II. 方法および対象」使用したキットは, CORNING社のマグネティックT4 RIAキットで, 内容を(Table 1)に示す. 測定原理は, RIAの表面固相法と類似しているが, 抗体が鉄スラリーにコーティングしてあるため, 遠心分離の操作がなく, 磁石によりB/F分離を行うことができる. 測定方法は(Fig. 1)に示すごとく, 調製された各濃度の標準溶液または, 被検血清25μlにトレーサー100μlを加える.
Practice臨床医学:一般
KeywordsThyroxine, RIA, Magnetic separation, Solid phase.

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