Japanese
Title血清遊離型triiodothyronine (FT3) のラジオイムノアッセイ - Amerlex Free T3 RIA Kitによる検討 -
Subtitleノート
Authors鈴木邦治*, 野口和哉*
Authors(kana)
Organization*北海道大学医学部第二内科教室
Journal核医学
Volume21
Number6
Page731-737
Year/Month1984/6
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」3, 3', 5-トリヨードサイロニン(T3)は, サイロキシンの3-4倍の生物活性を有し, 生体では大部分がT4からの転換により生じ, 標的細胞核内の特異的受容体と結合するなど, その生理的意義が明らかにされている. 血中T3の大部分は血清蛋白と結合しているが, 細胞内で生物活性を発揮するのは遊離型T3(FT3)であり, FT3濃度は甲状腺機能状態を良く反映すると考えられている. これまで血中FT3濃度の指標として, 平衡透析法によるFT3値や遊離T3指数(FT3I)などが用いられてきたが, いずれも手技の煩雑さや信頼性の点で日常検査として普及するには至らなかった. 著者らは最近アマシャム薬品で開発されたFT3のRIAキットにつき基礎的および臨床的検討を行ったので報告する. 「II. 方法」本法の測定手順をFig. 1に示す. 以下特に明記した場合以外すべてこの方法に従った.
Practice臨床医学:一般
KeywordsSerum free T3, RIA, Thyroid function test.

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