Japanese
Title座長のまとめ 8. (E) RIA
Subtitle第23回 日本核医学会総会座長まとめ
Authors橋本省三, 長瀧重信, 福地稔, 漆崎一朗
Authors(kana)
Organization
Journal核医学
Volume21
Number5
Page473-475
Year/Month1984/5
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract(213-216) 1957年にBjorklundらがTissue Polypeptide Antigen (TPA) を見出して以来, ようやくRIA Kitとなって登場し, CEAとの関連において検討されるようになった. 213京大放核, 阪原らは消化器系悪性腫瘍87例, 良性疾患133例, 正常84例について, その臨床的有用性を検討した. 正常値を100u/l以下としてみると, 胃・大腸・肝・胆のう・胆管・膵・食道など, 病期や手術経過と相関してその値が変動するが, 良性疾患として肝炎・肝硬変・胃潰瘍・炎症性疾患などでも高値を示し, 経過とよく相関するので注意する必要があること, 妊娠でも高値を示すこと, CEAとの相関はr=0.142と有意でないが, CEAより臨床経過をよく反映すると述べた. CEAとの相関については, CEAの測定法・メーカーによる差が認められるとの発言があった.
Practice臨床医学:一般
Keywords

【全文PDF】