Japanese
TitleRI心アンジオグラフィ・ファーストパス法における注入手技の検討 - 自動注入装置の応用 -
Subtitleノート
Authors林田孝平*, 西村恒彦*, 植原敏勇*, 小塚隆弘*
Authors(kana)
Organization*国立循環器病センター放射線診療部
Journal核医学
Volume21
Number4
Page367-370
Year/Month1984/4
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 RI心アンジオグラフィ・ファーストパス法 (以下ファーストパス法と略す) は, 非観血的に心内腔の血流動態を定性的に, また心室の経時的な放射活性の変化から定量的に心機能のパラメータが算出できる. とくに, 汎用されている駆出率の算出において, ファーストパス法はマルチゲート法に比し各房室の重なりが少なく有用であるが, 原則として一回のアイソトープ注入しかできないため, 再現性の高い注入手段が必要となる. とりわけ右室駆出率 (以下RVEF) の算出に際しては, 右室内でのincomplete mixingに基づく急速流入効果によりRVEFの値には5〜10%の変動が生じ, 一定のボーラスによる定速注入が望まれる. そこで, 著者らは, ファーストパス法においてRVEFを精度高く算出するため, 一定のボーラス注入が得られる自動注入装置を考案し, ルーチンワークにおける有用性について検討したので報告する.
Practice臨床医学:一般
KeywordsFirst pass method, Radionuclide angiography, Right ventricular ejection fraction, Radionuclide injector.

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