Japanese
Title血中CA19-9濃度測定の基礎的検討ならびに消化器癌における臨床的有用性について
Subtitleノート
Authors阪原晴海*, 遠藤啓吾*, 中島言子*, 中島鉄夫*, 太田仁八*, 鳥塚莞爾*, 内藤厚司**, 鈴木敞**
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部核医学科放射線部, **第一外科
Journal核医学
Volume21
Number3
Page273-281
Year/Month1984/3
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 悪性腫瘍患者の病勢の評価, 治療効果の判定, 経過観察に "腫瘍マーカー" が広く用いられている. 現在 "腫瘍マーカー" としては癌胎児性抗原 (CEA) やα-fetoprotein (AFP) などの癌胎児性タンパク, ヒト絨毛性ゴナドトロピン (hCG) のようなホルモン, 前立腺酸性フォスファターゼ等の酵素がある. しかしこれらは癌にのみ特異的なものでなく, 良性疾患においても出現し, 必ずしも理想的な "腫瘍マーカー" ではない. 現在までのところ癌にのみ特異的ないわゆる腫瘍特異抗原は見つかっていないが, より癌に特異的な腫瘍関連抗原を見つけようとする努力がなされている.
Practice臨床医学:一般
KeywordsCA19-9, tumor marker, monoclonal antibodies, immunoradiometric assay, malignancy of the digestive system.

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