Japanese | |
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Title | 切迫流産の予後と血中TBG値 |
Subtitle | ノート |
Authors | 鰐部春松*, 東郷市太郎** |
Authors(kana) | |
Organization | *常滑市民病院内科, **産婦人科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 21 |
Number | 2 |
Page | 155-163 |
Year/Month | 1984/2 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」妊婦に切迫流産の徴候があらわれた時, 妊娠を継続できるか否かを, 臨床所見のみで的確に判断するのは困難である. 最近では, 超音波エコーによる所見や, 血中あるいは尿中のHCG, Estrogen, Progesteroneをはじめとする各種ホルモンの値から, 切迫流産の予後をより的確に判定しうると報告されている. しかし, 前者については, 取り扱い技術や経時的な観察の必要性に問題があり, 後者については, 妊娠初期の血中HCG値が低値であっても, その後の妊娠経過は全く正常で満期産に至るものが25%あるとする報告や, 血中Progesterone値は切迫流産の予後判定には役立たないとする報告もあるなど, 問題点も少なくない. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | Threatened abortion, Thyroid function test, TBG. |