Japanese
TitleProlifigen(R) RIAキットによる血中Tissue Polypeptide Antide (TPA) 濃度の測定 : 第1編 基礎的検討
Subtitleノート
Authors遠藤啓吾*, 阪原晴海*, 中島言子*, 中島鉄夫*, 太田仁八*, 鳥塚莞爾*
Authors(kana)
Organization*京都大学医学部核医学科, 放射線部
Journal核医学
Volume21
Number1
Page75-81
Year/Month1984/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 RIAを用いて血中に微量に存在する "腫瘍マーカー" 濃度の測定により, 悪性腫瘍を診断することは長年にわたる研究者の夢である. しかしいまなお腫瘍マーカーの測定のみで癌の診断ができる段階には至っていない. 現在最もよく研究され, 臨床的に利用されている "腫瘍マーカー" はcarcinoembryonic antigen (CEA) とalpha-fetoprotein (AFP) であるが, ともに悪性腫瘍のみに特異的なものではない. 正常組織, 例えば胎児組織より分泌されるし, 炎症性疾患, 例えば潰瘍性大腸炎 (CEA) や慢性肝炎 (AFP) では陽性になることが知られている. しかしCEA, AFPとも臨床的に悪性腫瘍の診療に当たって極めて有用であり, 手術・放射線治療・化学療法後の効果判定には欠かせない検査の一つとなっている.
Practice臨床医学:一般
KeywordsTissue Polypeptide Antigen (TPA) , tumor marker, HeLa cells.

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