Japanese
TitleFree T3測定キットの評価 : 平衡透析法およびTBGより求めたfree T3 indexとの比較検討
Subtitleノート
Authors梅津美枝*, 紫芝良昌***
Authors(kana)
Organization*虎の門病院内分泌検査部, **内分泌学科
Journal核医学
Volume21
Number1
Page69-73
Year/Month1984/1
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」 甲状腺ホルモンは血中で結合蛋白に比較的高い親和性で結合しているため, その遊離型ホルモンの量が生物学的に, また臨床的に大きな意味を持つ. free T4については, 従来より平衡透析法で測定され, また様々なindexが考案されT4とTBGの値から, またはT4とRT3Uの値から推定されてきたし, 最近ではfree T4を測定するキットも多種発売されている. T3はT4より蛋白との結合のaffinityが小さいため, total T3のみを測定しても, 日常の臨床的意味づけには困難を生じないことが多いが, TBGの異常の程度が大きい場合には, total T3のみの評価では困難を生ずることもある.
Practice臨床医学:一般
KeywordsTBG, free T4, free T3, hyperthyroidism, hypothyroidism.

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