Japanese |
Title | アマレックスフリーT3 RIA kitの基礎的ならびに臨床的検討 |
Subtitle | ノート |
Authors | 多田正己*, 乾治郎*, 田畑宏*, 坂田晃彦*, 岩橋嘉明*, 吉内光夫**, 井上欣也***, 鳥住和民****, 坂本健一***** |
Authors(kana) | |
Organization | *和歌山赤十字病院第三内科, **検査部, ***産婦人科, ****和歌山県立医科大学放射線科, *****内分泌内科 |
Journal | 核医学 |
Volume | 21 |
Number | 1 |
Page | 51-57 |
Year/Month | 1984/1 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本核医学会 |
Abstract | 「I. はじめに」 トリヨードサイロニン (T3) は, サイロキシン (T4) と同様, 大部分はサイロキシン結合蛋白 (TBP) に結合しており, その0.3%が遊離型として存在しているにすぎない. しかし, この少量の遊離型T3 (FT3) が生理的作用を発現し, 甲状腺機能状態を反映する指標とされている. 従来FT3は平衡透析法をはじめ種々の方法にて測定されてきたが, 手枝が煩雑で熟練を要し, 日常検査として普及するにはいたっていない. 最近Radioimmunoassay (RIA) により簡便にFT3を測定する方法が開発され, 今回TBPには結合しないT3誘導体を標識トレーサーとして用いたAmerlex FT3 RIAキットを試用する機会を得たので, その基礎的ならびに臨床的検討を行ったのでその結果を報告する. |
Practice | 臨床医学:一般 |
Keywords | free triiodothyronine, radioimmunoassay, amerlex free T3 RIA kit, T3/TBG ratio. |