Japanese
TitleCorning遊離トリヨードサイロニンRIA kitによる血清遊離トリヨードサイロニン値の測定 - 他甲状腺機能との相関および各種疾患時の遊離トリヨードサイロニン値 -
Subtitleノート
Authors鈴木仁*, 平岩正基*, 鈴木義信*, 下田新一*
Authors(kana)
Organization*独協医科大学内分泌内科
Journal核医学
Volume20
Number9
Page1387-1398
Year/Month1983/11
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. 緒言」 血中に存在する大部分の蛋白結合型甲状腺ホルモンには生理活性が無く, サイロキシンの場合は全体の0.02〜0.04%程度存在する遊離サイロキシンが, またトリヨードサイロニンの場合には0.20〜0.40%程度存在する遊離トリヨードサイロニンが生理活性を有することは従来より良く知られている. 甲状腺ホルモンの総量が結合蛋白量の多寡によって多大な影響を受けるのに反して, 蛋白と結合していない遊離甲状腺ホルモンが甲状腺機能を直接的に反映していると考えられるのでこの遊離甲状腺ホルモンの測定が重要であると考えられてきた. しかしながら, 遊離甲状腺ホルモンの測定には繁雑な操作や長時間を要するため一般臨床で十分応用されるには至らなかった. 最近, 国内各社より遊離サイロキシンのラジオオイムノアッセイキット (RIA kit) が次々と提供されるようになり甲状腺機能の判定に遊離サイロキシンを測定することが一般的になってきた.
Practice臨床医学:一般
Keywordsfree triiodothyronine, radioimmunoassay

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