Japanese
Title運動負荷心筋シンチグラムでの再分布の動態 - 冠動脈造影所見との対比 -
Subtitleノート
Authors津田隆志*, 小島研司*, 林千治*, 相沢義房*, 荒井裕*, 柴田昭*, 浜斎**, 三谷亨**, 佐藤正之***
Authors(kana)
Organization*新潟大学医学部第一内科, **木戸病院RI室, ***立川総合病院RI室
Journal核医学
Volume20
Number8
Page1193-1198
Year/Month1983/9
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」運動負荷タリウム心筋シンチグラム (以下「負荷シンチ」と略す) は, 最近虚血性心疾患の診断に広く用いられてきている. 負荷シンチでの欠損出現は, 局所心筋血流量の低下を良く反映するといわれ, 再分布の有無は, 局所心筋のviabilityを示す重要な所見と考えられている. 今回, われわれは負荷シンチにおいてみられる再分布現象が, 冠動脈狭窄度や側副血行路の有無とどのように関係するかを検討するため, 負荷シンチより求めた心筋固有カウント (Cm) と冠動脈造影所見を用いて検討した. 「II. 対象」対象は, 有意な冠動脈狭窄をもち, 負荷シンチにて視覚的に再分布を認めた虚血性心疾患11例である. 内訳は狭心症5例, 心筋梗塞6例 (前壁梗塞3例, 前壁中隔梗塞1例, 広範前壁梗塞1例, 下壁梗塞1例) である. 心筋梗塞では, 梗塞部位に一致して部分的に再分布が認められた場合を, 「再分布有り」と判定した.
Practice臨床医学:一般
KeywordsRedistribution, Exercise Stress Scintigraphy, Ischemic Heart Disease

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