Japanese
Title123I-orthoiodo-hippurateによるガンマカメラレノグラフィの基礎的および臨床的検討 (131I-ヒップランとの比較)
Subtitleノート
Authors伊藤秀臣*, 杤尾人司*, 山田明子*, 濱崎利子*, 才木康彦*, 尾藤早苗*, 森本義人*, 池窪勝治*, 千田道雄*, 玉木長良***
Authors(kana)
Organization*神戸市立中央市民病院核医学科, **内科, ***京都大学医学部核医学科
Journal核医学
Volume20
Number6
Page859-866
Year/Month1983/7
Article報告
Publisher日本核医学会
Abstract「I. はじめに」ガンマカメラによるレノグラフィは腎動態イメージおよび分腎機能を非侵襲的かつ定量的に評価できるため, 腎尿路系疾患の診断には欠かせない優れた方法である. 近年, 日常のレノグラム検査には, 131I-ヒップラン (131I-orthoiodo-hippurate, 131I-OIH) および99mTc-diethylene triamine pentaacetic acid (99mTc-DTPA) などの放射性医薬品が主として用いられている. 131I-OIHレノグラフィでは特に腎障害の強い場合には腎への被曝が無視できず, 投与量に限度があり精度のよいガンマカメラレノグラフィが得られない. また, ガンマ線エネルギーが364keVと高いため, シンチレーションカメラに適当でなく画像の鮮明さを欠く. 一方, 99mTc-DTPAでは被曝量が少なく, 腹部大血管および腎のよい画像が得られ, 分腎血流機能の定量的評価も行える.
Practice臨床医学:一般
Keywords123I-OIH, gamma camera renography

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